サンライフ住吉川
施設長:船引 章延

介護職員の給料、福利厚生について

 私は34才の時、平成20年4月に社会福祉法人ささゆり会に中途入社しました。それまでは大学を卒業し姫路市内にある特定施設で9年勤務していました。理事長をはじめ、園長にも大変よくして頂いていたのですが、経営状態も悪く、給与の定期昇給が不安定であり、退職金の積み立てがされていない事を不安に思い、そんな時にささゆり会の求人を見て応募しました。笹山統括施設長に面接して頂き、社会福祉法人ささゆり会のお話を聞かせて頂き、職員の労働環境や福利厚生面に大変、魅力を感じ、転職する決意を固めました。

その、魅力を感じた福利厚生面の内容ですが、保育料1/2負担、夜勤等の免除等ある為、出産を終えた女性職員はほぼ、復帰しています。子育て世帯にはほんとうにありがたい制度です。
近年、男性の所得が減少又、女性の社会進出で共働き世帯が1000万世帯を超えています。
当事業所でも共働き世帯が多く、その共働き世帯を支援する体制が整っていると感じました。
退職金については、社会福祉法人ささゆり会退職金、社会福祉法人ささゆり会特別慰労金の2本立てで、社会福祉法人ささゆり会退職金は勤続3年後、社会福祉法人ささゆり会特別慰労金は勤続4年後から請求すれば、支給されます。掛金は施設の全額負担です。何より、独立行政法人福祉機構等と違い破綻の心配が無い所に安心感があります。

 定期昇給においては、キャリアパスに基づき、昇格試験があり、昇給があります。
介護の仕事と常に勉強する姿勢が求められます。学習内容においては、労働基準法、マネージメント、会計、礼儀作法等、バリエーションにとんでおり、笹山統括施設長自ら、講義を
開き、福祉分野の狭い範囲の学習では無く、社会人として又、施設経営のノウハウを学び、
自身の成長につながります。資格取得においては、介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員の取得を全面的にサポートする体制が整っており、市販テキストの無料配布をはじめ、
オリジナルテキストの配布と毎週問題が配布され勉強会が開催されます。又、介護福祉士の実技試験においては、先輩職員がサポートしてくれます。その結果、資格取得率は非常に高い状況にあります。資格取得は介護の仕事をして行くうえで、必項であり、自身の財産にもなります。多くの職員が資格取得に励んでいますので、大きな刺激となります。私も一度も受験せず16年放置していた社会福祉士ですが、刺激され3年前、受験し合格する事ができました。

4年前からは看護師奨学金貸付制度ができました。常勤は勤務1年以上・非常勤は週30時間以上勤務2年以上で看護学校の入学を希望する方は、は看護師奨学金貸付制度(300万円)を利用できます。費用は看護学校卒業後に5年間ささゆり会で勤務することで返済免除になる制度ですが、看護師になりたいけど経済的に無理だと思われる方に、この制度はとても魅力的だと思います。又、学校が休みの時は施設で勤務することができます。

私のように他施設から転職すれば、給与も減るイメージがありましたが、前歴加算で調整して頂きありがたく思いました。
サンライフ御立のショートステイの現場で1年経験して、サンライフ住吉川のプロジェクトチームに入り、施設設計の段階から、会議に参加し、平成21年5月に神戸市東灘区のサンライフ住吉川という介護付有料老人ホームがオープンしさくらケアサービス株式会社に出向となり、管理者に任命されました。
私のように他施設から転職すれば、給与も減るイメージがありましたが、前歴加算で調整して頂きありがたく思いました。
サンライフ御立のショートステイの現場で1年経験して、サンライフ住吉川のプロジェクトチームに入り、施設設計の段階から、会議に参加し、平成21年5月に神戸市東灘区のサンライフ住吉川という介護付有料老人ホームがオープンしさくらケアサービス株式会社に出向となり、管理者に任命されました。

 サンライフ住吉川は開設時、リーマンショック、鳥インフルエンザ等の世間を騒がせる事柄が多くあり、大変苦戦しましたが、小規模でアットホームな施設、手厚い人員配置をセールスポイントにおき、開設から2年5ヵ月後、満床となり軌道にのった経営状況になりました。有料老人ホームは、価格にもよりますが、資金力のある企業でなければ、軌道に乗せる事は不可能だと感じました。私は介護経験においては、豊富とまでは、いきませんが、それなりの知識はありましたが、経営においては、まったくの素人です。統括施設長をはじめ、同グループの皆様からご指導と協力を頂き今日に至ります。小さい施設ですが、ひとつの施設を任せてもらえる事は、自身の成長につながりますし、仕事への張り合いもでると思います。
1法人1施設しか運営していない施設の場合は永く働いても、なかなかポストもありません。ポストも上がらなければ給与もあがりません。私の知り合いは1法人1施設で働く優秀な介護職員がいますが、今で20年近く働いていますが、未だ、ポストに空きがなく、一般介護職員です。長期に渡って高いモチベーションを維持するには、それに見合ったポストを与えてもらえなければ、不可能だと思います。
小規模なディサービスを運営している事業者が増えていますが、大変だと思います。何故なら、毎日20人以上の稼働がなければ、採算があいません。従業員の待遇も良くなっていくはずもありません。現状を維持するので精一杯だと思います。又、居宅介護支援事業所も同様、ケアプラン作成の報酬は低く単体で事業を継続していくのは、困難な状況がつづいています。私は、生涯やりがいを持って継続できるのは、総合的に福祉事業を運営し経営状態も良く、事業を拡大しポストが多くある事業所だと思います。

私は管理者という立場で、入居者様への生活環境、サービスの向上は勿論、職員にとっても居心地が良く働きやすい労働環境及び、高いモチベーションを維持してもらうには
どうすれば良いかを考え仕事に取り組んでいます。いくら考えていい案が出ても、それが、実行できない組織であれば、考える意味がありません。私が以前、働いていた事業所では、熱心な熱い思いを持った職員が、入居者様へのサービス向上について考え提案してきてくれるのですが、稟議が通らず(お金がかかる)実行できない事が多々ありました。そんな事が幾度と無くあると、相談員や管理に携わる者の立場は無くなる他、自然と現場で働く職員のモチベーションも下がります。それだけでは無く、やる気のある優秀な職員は去っていき、全体的に堕落した施設風土になっていきます。何事もハード面、ソフト面において実行するには、それなりの資金力を備えていなければなりません。社会福祉法人ささゆり会には、何事も実行する力があります。ですから、現場の声を拾い上げ入居者様へのサービス向上、職員の労働環境の向上が常に改善する力があります。
外部研修等も積極的に参加する事ができ、自身の成長を全面的にサポートする体制が整っています。介護業界でスペシャリストを目指したい方は、是非、社会福祉法人ささゆり会に来て下さい。職員一同、心からお待ちしています。